プレスリリース

2019年10月 7日

鉛フリー快削黄銅エコブラス® シリーズを拡充

三菱伸銅株式会社(取締役社長:堀 和雅、資本金87億円、以下「当社」)は、耐食性に優れたエコブラス®ECO-CRの量産を開始します。

エコブラス®シリーズは鉛を添加することなく快削性を向上させた鉛フリー快削黄銅です。2002年にエコブラス®を発売後、本年5月に世界販売累計30万トンを達成し、延べ約9千トンの鉛量削減により、環境に与える負荷の軽減に貢献してきました。2015年には流水環境での耐エロージョン性(機械的耐食性)に優れたSnECO®を加えて水栓用途での性能向上を図ってきましたが、今般市場の要請に応え、耐コロージョン性(化学的耐食性)を大幅に向上させたECO-CRを発売しました。ECO-CRは水回り用途などの腐食環境に対する信頼性が高く、耐脱亜鉛黄銅と同等以上の耐食性を有します。欧州のEN規格(CW724R)に対応し、加えて大手水栓メーカーの厳しい基準に合格して材料認定を受けました。
更に、水素脆化耐性の高い銅合金の特徴を生かして、耐水素用途の高圧バルブなどに使用可能な、耐摩耗性も兼ね備える高強度エコブラスの開発も進めています。高強度エコブラスはオーステナイト系ステンレス並みの高い強度を有し、部材の軽量化・省資源化が可能となり、被削性にも優れることからコストダウンが期待できます。
EN規格に対応していないBi系鉛フリー黄銅と異なり、当社エコブラス®シリーズは、欧州RoHS指令、ELV指令などの幅広い環境規制に対応した鉛フリー快削黄銅です。優れた耐食性と強度を備えたエコブラス®シリーズを提供すると共に、当社では効率の高い加工のための切削条件の提案にも力を入れていきます。

当社は、長期経営方針において、「ユニークな技術により、人と社会と地球のために新たなマテリアルを創造し、循環型社会に貢献するリーディングカンパニー」となることを目指しております。今後も独自の技術を活かした製品開発により、社会に貢献してまいります。

※欧州標準化委員会が規格化した銅合金であり、化学成分は亜鉛21%、シリコン3%、鉛0.1%以下。

以上

本件に関するお問い合わせ:
総務人事部 兼子 03-6629-5850

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