プレスリリース

2016年6月27日

「MNEX28」が第39回日本金属学会技術開発賞の受賞が決定しました。

三菱伸銅株式会社(取締役社長:堀 和雅、資本金87億円、以下「三菱伸銅」)は、平成28年6月8日に開催された日本金属学会技術開発賞選考理事会において「耐応力緩和特性に優れる車載コネクタ用70Cu/30Znベース合金「C44710」の開発」と題した新技術・新製品が高く評価され、第39回日本金属学会技術開発賞の受賞が決定しましたので、お知らせいたします。

受賞が決定しました開発合金は、28%の亜鉛を含む黄銅合金をベースにすることで原料コストを大幅に低減させ、ニッケルとリンを複合添加し、さらに低温焼鈍を最大限に活用することで極めて優秀な耐応力緩和特性、高強度、優れた曲げ加工性を備えています。
車載用の端子・コネクタには非常に厳しい耐応力緩和特性が要求され、従来の黄銅合金は耐応力緩和特性が乏しいため、自動車への搭載が限定的なものでありました。しかし、本合金は黄銅でありながら耐応力緩和特性が優れるという、画期的な開発合金であり、本合金の開発コンセプトおよび諸特性に及ぼす各添加元素の効果に関して系統的な研究が高く評価され、受賞となりました。

三菱伸銅は、本合金組成をもとに独自の加工熱処理プロセスを加えて、特性を最適化させた新合金「MNEX28」を開発しており、新興国における自動車向けから次世代の環境対応車向けまでの端子・コネクタ用材料として幅広い展開が期待されています。

  受賞者 大石恵一郎、外薗孝、積川靖弘、須崎孝一
  授賞式 日本金属学会秋期講演大会(9月21日予定)

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