三菱伸銅は、1970年代に銅合金CDA194の技術ライセンスを海外から導入し、半導体リードフレーム用途への展開を図り、現在の高性能銅合金材料の製造ノウハウを培ってきました。その後、1980年代より培ってきた技術をベースに、「TAMAC 194(C19400)」「TAMAC 4」を中心に、広く世界のお客様に供給するグローバル戦略を積極的に展開しています。
1984年には自動車用電装品用途にも着目し「MSP1 18665」を開発、また1990年代に開発された「MAX251(C64725)」は、とくに自動車用端子コネクター材料として評価され、2002年以降、EUや北米の大手伸銅メーカーとアライアンスを組み、世界各地へ安定的に供給されています。最近では高性能・鉛フリー快削性黄銅合金「エコブラス」が、国内はもとより海外各国でも特許を取得し、ASTMの棒・鍛造品(C69300)、鋳物(C87850)に登録されています。鉛規制が一段と強化される飲料水関連分野をはじめ自動車など様々な産業分野において、北米、EUの大手伸銅メーカーとアライアンスを組み、世界的に急増する需要に対して迅速に対応できるよう体制を整えています。
このように三菱伸銅は、半導体業界、自動車関連業界、飲料水関連業界、装置機器業界などの東南アジアや中国への生産拠点の移転に対応して、海外現地法人などを通じ、お客様へのスピーディーな供給に努めています。